初めての方利用する方へ、サービス付き高齢者向け住宅ガイド
日本にはまもなく「老人残酷社会」が訪れようとしています。
人類史上かって類を見ないスピードと規模で超高齢化社会が出現することに対して、十分な対応策がとられていないからです。
戦後のあらゆるブームをつくってきた団塊の世代が高齢者になると、高齢化社会の巨大な核となり、人口構成のバランスが崩れて日本を超高齢化社会に変貌させるのです。
現状のままこの超高齢化社会をむかえれば、国がやろうとしている「公的介護保険」料は払えず、福祉からはみ出された数百万という高齢者たちの老後生活は大変なことになります。
しかし、高齢化社会とは、人間の長寿に起因するものなので、決して忌み嫌われる悪い現象ではないはずなのです。
逆に考えてみて、たとえば、極端に低下している現在の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの平均数)1.3人が2.1人以上になると、高齢者人口の比率が小さくなるために、いわゆる高齢化社会問題は起きません。
わが国ばかりでなく世界中のどの国も、これまでに経験したことのない急速で大規模な超高齢化社会へ突入しようとしているので、日本としても、それを乗り越える理論付けも、現実的施策も確立しきれていないのが実状です。
私は、どうしたら高齢者たちが安心して生活できるサービス付き高齢者向け住宅が実現するだろうかと考えました。
問題解決のためには、国民の誰もが加入できるような低掛金の共済会組織による「介護の現物給付」が必要であり、かつそれがベストの方法であると確信するにいたりました。
そのために、現実的手段として、共済を事業化し、発足させることにしたのです。
実際にこの共済会を運営・運用して学んだこともたくさんありますが、高齢化社会の基本問題の解決策ばかりでなく、近年、何かと話題になっている生命保険とは本来どうあるべきものなのかについても踏み込んでみました。
